CAN't

word:朧 music:IZL-狛牙

 

描くカケラもない
愛の形に問いかける
生まれたことさえも
過ちに変えてしまう


宿せる命だけが
愛の形じゃないけれど
目の前の空には
一つも星は見えない



俺の腕で
俺の意志で
俺の胸では育てきれず
俺の体内で
俺の腹で
そうでなきゃ成り立たぬ未来


WE CAN'T BECOME A
MOTHER & FATHER
WE CAN'T BECOME A
WOMAN & MAN


叶えられない夢が増えてく度いつも
広げ覆い火を放つの悔しいから


俺に触れる指先に痛みを知って
生まれ間違った性で今でもずっと

 

Naked Lady

word:朧 music:狛牙

現実や夢の狭間で途方にくれてちぎれてく
数秒の凜をこの眼に焼き付けて重ねていく


雨の中 追いかけて伝えきれない想いで
そんな現実も知れない明日に揺れて


罪深すぎる手首には何も触れないでと傷が
日没の頃にはあの場所へと流れさらわれて逝きます


刻みつけた消えぬ後悔を
扱う指に刺をみた


あなたへと弾けやしないGUITARを鳴らして
ただ好きという二文字の詞を添えて


声の満たす場所へ存在を理由づけ
そんな春の後姿でもう死に例えて捧ぐ処女唄


知り尽くした数を経て
あなたの音を抱いて



愛してくれないのなら
生きていてもしょうがない

 

REDEYE

word:朧 music:狛牙

刻まれた許しは要 暗い
焦がれつく想いに気付きはしない

その場所に生き続ける意味を
今 声にして笑えたら上等だね

夢から覚める夢でも夢だと願って
誰でもいい誰かの胸とぎれて見失う
確かに見てた記憶は眠れば途切れて
この首が跳ねるまで唄い続けたい

 

 

刻まれた許しは要 暗い
零れ出す両手に繋いだ意味はない

外したいのは約束
生きたフリが上手になったんだね

 

思い出せば悔やみきれない見せたくない過去なら俺も同じ
時に嘆く おぼつかない足元に
抱き締めて拭って消えそうになるから

 

どこに何をぶつければ自分は見つかる
信じれるもの全てが霞んで目に滲みる

 

確かに見てた記憶は眠れば途切れて
この首が跳ねるまで唄い続けたい

 

Stinger

word:朧 music:狛牙

 

堪えきれない言葉が溢れ出して止まらない
もう 想いだけ今も夢に見てる


それ以上言わないそれ以上を言わせて
指輪だらけの手のひら華奢な指を隠そうと


辿りつきたい程にきっと
遠ざかるように過ぎて終わる
関係のない関係に溺れるように
また抱きしめ合う


染み付く香りをどこかで見つけたら
思い出す景色はきっと決まってるんだ 俺だけに


君の幸せを祈るように目を伏せてから
君にまた出会ったんだ
関係のない関係に溺れるように
もうどうにでもなれ



君の記憶から消えてしまわぬよう
亡くしたものなら今ここで咲かせよう
言葉一つ残さず散りばめよう
重く溶けた夜が残る君との思い出

 

パレイド

word:朧 music:狛牙

 

ほどけかけた蝋
はだける理想 涙


都合よくREVERSIBLE
それさえめんどうなSATURDAY


最善を尽くそうと
泡と消え笑ってる
永遠に続くであろう
不快な穴に蝋を詰めて


泣いて泣きぬれて責めるモノない
抱いて抱かれても答えはない
妖しく眠らせて何もないあの頃へ
埋めて植え付けて下さい


言葉もしぐさも隣で見続けて
握る指 抱く腕
なに一つ叶わない


落ちぶれた姿は上塗りして隠している
なんど声を潰そうとやけに肺だけが色褪せる


逃げて逃げてきれぬ捨てた願いは
一つただ一つ足りないだけで
やめて諦めて泣いてないフリも
うまくうまくできてるでしょう




埋めて植え付けてくださいMY SON

 

UNDER SHIP

word:朧 music:狛牙

 

渦巻く背景の傘
外灯にともる雲
聴き慣れない唄の懐かしい旋律


塞ぎかけてた傷
なぞるように掘り返し
抱きなれない人の偽愛に溺れる



私を越えて次なる物語りへ
変わらないものは孤独空、仰ぐ船



流れ行き着く眩しい朝に埋もれてる君よ
過ちを知らない
自分を信じても結果はわからない
まだ温かい雪の手のひら



塞ぎかけてた傷
なぞるように掘り返し
抱きなれない人の また
偽愛に溺れる



私を越えて次なる目的地へ変わらないものは斑雨、沈む碇



忘れかけて消えてく今に嘆いてる君よ
過ちを恐れない
誰を信じても結果は変わらない
まだ許せない裏切りも全て




流れ行き着く眩しい朝に埋もれてる君よ
過ちを葬ろう
終焉を裂いて成せる箱船
今掴みとる光その手に